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SOM BERTHIOTは, ANGENIEUX, KINOTIKと並んで有名なフランスの光学関連の会社です。 SOMはソシエテ・ドプティク・エ・ド・メカニーク(Societe d oputique et de mecanique)の頭文字からきています。ベルチオはメガネ屋の名前で、相当古いメガネ屋さんなのです。 1838年にベルチオの店の基となった会社組織を13名で作っています。 フランスには光学機器の会社が無かったので、シュネデール氏がベルチオをベースにソシエテ・ドプティク・エ・ド・メカニーク(Societe d oputique et de mecanique)光学機械工業の会社を1913年に設立し社員は1000名位に増え軍用光学機器メーカとなっています。 第2次世界大戦前は軍用が多かったようですが、戦後民生品のカメラのレンズも製作するようになっています。 SOM Berthiot社は1964年にOPL(フォカ)と合併しSOPELEMとなり、さらに1980年にSFIMによって吸収されました。 1999年にはSAGEMに買われた。(SAGEMも第2次世界大戦後ライカコピーのカメラを製作していた会社)2004年SNECMA(航空機のエンジンの製作会社)と合併しSAFRANとなっています。 ベルチオはあまり広告を出さなかったようです。また1950年代頃にはほとんど市場には35mmレンズは出なくなっていたようです。 会社やレンズの資料を探しましたが、製品のカタログも関連資料も少ないので大変でした。古くは暗箱カメラ,ボックスカメラ, 蛇腹カメラ,2眼レフ,ライカ,コンタックス、M42,エキサクタ、レクタフレックス、などのレンズとして存在しています。 市販されたレンズは本当に少なく珍しいレンズが多いので市場ではほとんど目にすることがありません。 ここでは、幾つかのライカスクリュウマウント(L39)とその他のレンズをご紹介いたします。 ベルチオの優秀さを少しでもわかっていただければ良いと思っております。 また、このコンテンツを作るにあたって色々な方の援助を頂き大変ありがとうございました。
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