FLOR 50mm/f2.8 SOM BERTHIOTの搭載カメラは、ガンマやクリスタなどのイタリアカメラ群、レクタフレックス、アルパ、ライカなど多岐にわたります。
昔はよくカメラ市などでガンマに搭載されてていて良く市場で見かけられたレンズだったのですが、最近は見ることすらないレンズになってしまいました。
私にとってもいつでも手に入れられると思っていましたが、ベルチオレンズの中では一番最後になってしまったのです。最近購入したばかりなので使いこなせていないレンズでもあります。

上の写真はレクタフレックス用の FLOR 50mmF2.8

下の写真はベルチオのAnastigmat50mmF2.8を搭載したカメラで　クリスタル53というイタリアンカメラ、その下のレンズはガンマカメラに搭載されているAnastigumat50mmF2.8desu.

その次のカメラは、VETEFLEXで大変珍しいカメラです。アルパI型、一番下と下から２列は、ライカスクリュウマウントレンズです。

KRISTALL53 ANASTIGMAT50mmF2.8

GammaIII ANASTIGMAT50mmF2.8

SOM BERTHIOT　

ALPAFLEX ANASTIGMAT 50mm F2.8

VITAFLEX

ALPAFLEX I

ALPAFLEX I VITAFLEX

ALPAFLEX I VITAFLEX

SOM BERTHIOT　FLOR50mmF2.8

SOM BERTHIOT　FLOR50mmF2.8

レンズ名：FLOR50mmF2.8

メーカ名：SOM BERTHIOT

レンズ構成：4群6枚

左にレンズの構成図を載せております

左のレンズは、２つともSOM BERTHIOT Anastigmat 50mmF2.8です。しかも両方ともイタリアンカメラに搭載されていたレンズなのです。
左側がガンマというカメラに、右側はクリスタというカメラに搭載されていたました。
では描写は同じかというと、ボケは一緒ですが、ガンマの方のレンズの方がコントラストが高く、色彩も少し濃いめ、クリスタの方が柔らかく見えるのです。
実はα７RIIでファインダーで拡大してみてみるとよくこの２本の描写の違いが良くわかります。
紅葉のカエデの葉がクリスタの方が滲むのです。

レンズの鏡胴の内面反射なのでしょうか？

コーティングの違いなのでしょうか？

こんな事は両方のレンズを持ってみないと全くわからないでしょうね。

ちなみにガンマ用のレンズを購入した時に、うちの裏のご店主が、同じレンズを購入して何も変わらないでしょと言われたのですが、ぜひ比べてみたかったのです。

面白いですね。さてフイルムではどう違うのかな？